多くの心臓の病気が心不全の原因になりうるので、注意が必要です。心臓の働きを低下させる原因として、次のような病気が挙げられます。
心不全の原因に
なりやすい病気
心筋症
何らかの原因で心筋自体の状態が悪くなり、心臓の働きが低下します。
心筋炎
心筋にウイルスなどが感染して炎症を起こし、心臓の働きが低下します。
心臓弁膜症
心臓の弁の働きが悪くなると出口が狭くなり、血液が通りにくくなります。また、弁が閉まらない、あるいは壊れてしまうと血液の逆流が起こり、心臓の働きが低下します。
先天性心疾患
生まれつき心臓や血管のかたちに異常があり、心臓の働きが低下します。
不整脈
心臓の収縮リズムに異常が起こり、ポンプ機能が低下して全身に必要な血液を送り出せなくなります。また、心臓の中に血栓(血液のかたまり)ができて、脳梗塞などの病気を合併することもあります。
2024年6月作成