急性心不全は、急激に心臓の働きが悪くなり、呼吸困難(息苦しさ)などの症状が現れます。
また、慢性心不全で急に症状が悪くなった場合も急性心不全の状態となります。

急性心不全の治療目標は、「命を救うこと」と「速やかに症状を改善させること」です。
呼吸を楽にするために酸素を投与したり、さらに心臓を力づける強心薬や、体に溜まった水分を取り除く利尿薬などを使用し、血液の循環をよくします。

急性期の治療について

また、急性心不全は虚血性心疾患、心筋炎、心臓弁膜症、不整脈といった心臓の病気から起こることが多いため、その原因に対する治療も同時に行います。

2024年6月作成