心不全Q&A

  • Q

    心臓が大きくなる(心肥大、心拡大)のはなぜですか?

  • A

    心臓は筋肉からできていて、心臓の筋肉(心筋)が縮んだり(収縮)、拡がったり(拡張)する動きによって、全身に血液を送っています。例えば高血圧の場合、高い血圧に打ち勝って血液を送り出す心臓には大きな負担がかかるため、これに対応しようと心筋が分厚くなります。この心筋が分厚くなる状態を「心肥大」といい、心臓全体が硬くなり心不全の原因になります。また、ポンプ機能の低下を補うために、心臓を大きくして血液をより多く送り出そうとします。この状態を「心拡大」といいます。

2022年8月作成