心不全Q&A

  • Q

    心不全で糖尿病のお薬(SGLT2阻害薬)を飲むのはなぜですか?

  • A

    SGLT2阻害薬は尿と一緒に余分な糖を出すお薬で、もともとは糖尿病の患者さんに使われていました。一方で、体の余分な水分を減らして心臓から全身に血液を送り出しやすくしたり、腎臓への負担を少なくする働きもあることから、慢性心不全や慢性腎臓病(CKD)の患者さんにも使われるようになっています。2025年に見直された『心不全診療ガイドライン』でも、慢性心不全の治療にSGLT2阻害薬を取り入れることが勧められています。

    【参考】
    日本循環器学会/日本心不全学会.2025年改訂版心不全診療ガイドライン.https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2025/03/JCS2025_Kato.pdf.2025年11月閲覧

2025年12月作成